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2007/3/4 23:40
投稿者:kiki 日本も戦前までは階級社会があったと思うけれど 戦後は全くなくなりましたよね。だから、そういうクラス が違うから交わらないとか、何かで厳然と差がある、 なんていうのは皮膚感覚として分りませんわね。 プレストンは上流階級出身という設定なんですか? まぁ、読んでいけば分るのかな。いまはまだ登場もしていない 状況なので、いつ出てくるのか楽しみにチクチクと進みまするわ。 2007/3/4 23:35 投稿者:cattrel やっぱり同国人ですからね、文化的な背景が同じというのは強みですよね。 「第四~」のもう一つの背景というか、物語の動機の一つとして「階級社会」があります。同階級に所属する者同士のつながりの強さと、その階級にあこがれて、自分も所属することを熱望するが故に、いわれのない怒りを秘める者の葛藤。その者の葛藤故にプレストンは邪魔をされたりします。「氷~」も、そう。なぜフィービーがあれほどひどい仕打ちにあったのか、その裏には、階級の差があったようです。地方の上流の若く美人の奥様の突然のスキャンダルは、もっと上の階級をねらう者や、その階級にあこがれている者、ねたんでいる者などには絶好の機会でした。・・・というふうに、原作では読み取れるのですが、いかんせん、私は日本人なので、やはり理解できませんでした。こんなニュアンスも英国人同士なら肌で理解できるのではないのかなあ。 2007/3/4 23:07 投稿者:kiki なるほど。もうちょっとですね。了解。 特に主役というのがいるわけじゃない群像劇という 感じなんですかしらんね。最期に収斂していくところ 楽しみに読み進みますわ。そういえば、「ジャッカルの日」 をダニエルでリメイクしてほしい、というご意見も ありましたよん。フォーサイスと相性よさげですわね。 1本ぐらい企画されないもんかしらん。 マーロウの目を通したアメリカ文明批評という部分は 「アメリカ人はパンの間にレタスさえ挟まっていれば なんだって食べる」みたいな表現があったと思います。 「パサデナではカナリヤが鳴かなくても、牛乳配達が 時間に遅れても…スモッグのせいになった」とか、ね。 2007/3/4 22:49 投稿者:cattrel もう少し辛抱して下さい。数々の一見脈絡のない小さな事件が一点に収束されいくのがフォーサイスのスタイルです。はじめはなんだかわからないんですが、だんだんと全体の輪郭が見えてきて、全ての事柄がパズルのようにぴたっとはまったときの見事さは、まさに彼の独壇場。グレンダイヤモンドの盗難から始まって、フィルビーの動き等、の描写のあと、正月休みにMI5に呼び出されたプレストンが登場します。はじめはちらっと、上司に嫌われている課長として。それからだんだんとプレストンと、彼の理解者ナイジェル卿(私はガンボンのイメージで読んでます(笑)「レイヤー~」の影響恐るべし。)が動き始めますのでこうご期待です(笑) 「長い~」のマーロウの語りはアメリカ文明批評ですか。 なるほど。かなりシニカルですよね。あそこまで突き放して表現するのは、そして読者の共感をえるのは、かなり難しいことで、そのあたりにチャンドラーの力量が伺えますね。 2007/3/4 22:14 投稿者:kiki そうだ。ロング・グッドバイもちと止まっちゃってますね。 まあ、あれはヒマネタという感じで、ボチボチ行こうかと(笑) マーロウに馴染みない人も多そうだし。ひゃはは。 何しろ、けっこう回りくどかったり、同じような事を繰り返し つつ進むので…。少しはしょっていかないとチンタラしちゃいますね。 ま、おいおいに。ウェイドはロバート・アルトマン版のウェイドを 演じてた俳優でイメージぴったりなんですよ。 偽ヘミングウェイみたいなの。うふふ。 あの一人称の語りで、マーロウの目を通したアメリカ文明批評 みたいなシニカルさがけっこう好きなんですよ。 ところで、「第四の核」 プレストンは特に主役というわけじゃないんですかしら? いま、そのフィルビーさんが登場したところで、いつ出てくる のかしらん。彼は、と思ってたとこですわ(笑) 2007/3/4 21:52 投稿者:cattrel 「奥目系の顔」・・・うーんそうきたか。たしかに「ハリウッド」系の顔ですね。いかにも正義の味方のカウボーイ(笑)。 「第四~」ありがとうございます(笑)。(フィルビーのレポート等ちょっと読みにくいところはありますが辛抱して下さい(笑)。平凡で控えめで目立たないけど、有能なプレストンが私は大好きです♪) 私は「長いお別れ」に取組中。いま34章。かすかに残っていた「なんか雰囲気が違う」の訳がわかりました。一人称の語りなので、マーロウのみたまま、感じたままが、独特の比喩(かなりシニカルで客観的な)や表現を使って書かれているんですよね。それで読み慣れていたフォーサイス等とは明らかにスタイルが違うので、「独特の」雰囲気を前読んだときに感じていたのでした。思い出しました。どちらかと言えばデュ・モーリアかな?いや、違うな・・・。でも、読みながら頭の中ではマーロウはDで、テリーはバーン。(笑)ウェイド、アイリーンは・・・・kikiさんにお任せしますね(笑) 2007/3/4 21:20 投稿者:kiki まあ、相手がニコールじゃなくてもっと地味な人だったら カットされる可能性も大きいけど、派手な赤いドレスで ニコール華やかでしたからね。絵面的にもいい感じだから きっとカットされずに出てくるでしょう。渡辺女史が解説じゃ なくてもね。(笑) 間違いない。 私はジェフ・ブリッジスとかハリソン・フォードみたいな 奥目系の顔っていうのがちと苦手なんですわね。 別にハリソン・フォードも嫌いじゃないですよ。声がいいです。 でもアメリカではこの手の顔が二枚目の王道系だったり するようですわね。ジェフは俳優としては上手いしほんと いい俳優だと思いますよ。タイプじゃないというだけ(笑) 「800万の死にざま」とかイーストウッドと共演した「サンダー ボルト」、J・フォンダとの「モーニング・アフター」などなど 結構この人の映画は見てるんですよね。いつもちゃんと いい仕事をしてますわ。「ビッグ・リボウスキ」も見ようか どうしようかと思ってるんですけどね。まだちと食指が 動かないんですわね。ミッシェルは「アイアム・サム」以降 観てないんだけど、子育て休業中かしらん。ともあれ、 この映画、好きな人多いですわね。だって過不足なくよく 出来てるもの。毎度、感心しちゃいますわよ。出来の良さに。 あ、そうそう「第四の核」読み始めましたよん。 2007/3/4 20:43 投稿者:cattrel kikiさん、「渡辺祥子」さん、は、あくまでも私の予想。はずれたらゴメンナサイです(笑)。 kikiさんもこの映画好きなんですね。ほんとにセリフも映像も小粋な映画でした♪ ジェフ・ブリッジス、私結構好きですよ。よくみるといい男だけど、なーんか陰があって、どこか破綻している役がうまいと思います。(「フィッシャーキング」なんてね。)「タッカー」もどちらかといえばノーマル系ですが、好きでした。 ファイファーのあのピアノのシーンは、「シカゴ」でも再現されていたような・・・・。記憶違いかな? 2007/2/26 12:41 投稿者:kiki 吾唯足知さん。 確かに「素晴らしき日」ははしゃぎすぎなキライもありますね。 「恋のためらい」はパチーノと二人揃ってのウラブレ感が 何かしみじみしたものをかもし出してましたわね。確かに。 いやー、でもこの作品のミッシェルは輝いておりまするわ。 いつ観てもいい感じですわ。むほほ。ワタシも今盛りの女優で この人とダニエルで!というのをなかなか思いつけませんのよ。 お互い、思いついたら挙げてみることと致しませう。 2007/2/26 5:54 投稿者:吾唯足知 ミシェル・ファイファー好きですねぇ。「素晴らしき日」はNYの街並みも堪能できるしジョージ・クルーニーも良かった(唇薄イッス)けど、ミシェルさん騒ぎすぎな感。アル・パチーノとの「恋のためらい」は静かなトーンで気に入ってます。ラストですっかり悦に入り、ドビッシー聴きながら歯磨きを日課としていた若かりし日…(遠い目)「恋のゆくえ」は大人な女性とはこうあるものか!と思った参考書でした。ワタシの中でダニエルの相手役はまだキャスティングできておらず。難しい。
by kiki__D
| 2007-03-04 16:35
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